顔のほてり 色素沈着 ステロイドの漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
31歳 男性
アトピーは1歳からあったのですが、高校生入学から悪化。
弱いステロイドホルモン剤を医師の指示で8年間、顔と身体に使っていました。
来店時は背中だけ少し塗っています。顔は赤くほてり、首は色素沈着があり、乾燥して細かい鱗屑が出ていました。舌の色は真っ赤です。背中は赤く腫れています。
皮膚と舌が赤いのは血熱、赤く腫れているのは湿熱、色素沈着は瘀血です。
漢方薬で、血熱、湿熱、瘀血の処方を出しました。
特にほてりが気になっていました。
ほてりは日ごとに楽になってきました。
皮膚も丈夫になってきました。
首の色素沈着も薄くなってきました。
現在漢方薬を飲み始めて6年目ですが、ほてりはすっかりなくなりました。
顔の赤みはまだありますが、本人はあまり気にしていなく、むしろほてりがなくなったことを、喜んでいます。ステロイドを長期顔に使った場合は、ステロイドによって酒皶様皮膚炎となり、毛細血管が浮き出て赤みを取るのはとても時間がかかります。
長期使ってしまって、顔が赤くなってしまった場合は、治るのに時間がかかるのは覚悟をしなければなりません。しかし、漢方薬は中からこもった「血熱」をとるのでほてりを取り、楽になります。
野菜を多く食べて、結婚してからも奥さんを同伴してきて、食事のことを聞き、奥さんの協力の下で、食生活に気を付けているのもよくなった理由の一つでしょう。
薬剤師 国際中医師 植松 光子
TEL:049-245-6637
住所:埼玉県川越市砂新田2-8-7